熊本地震発生当日にDMATを派遣した福岡大学病院
震度5強の大規模災害を想定
11月12日(土)、福岡大学病院は福岡市消防局および福岡県警察と合同で震度5強の地震発生を想定した総合防災訓練を実施します。この訓練は、災害拠点病院としての責務を果たすため、災害時医療体制の再構築を目的に他機関と協同で実施するもので、今回で14回目となります。
福岡大学病院は、2011年3月11日に発生した東日本大震災、2016年4月14日に発生した熊本地震において、地震発生当日に「災害派遣医療チーム(DMAT)」を派遣しました。被災地で活動したDMATメンバーは、身を持って災害の恐ろしさや命の尊さを感じるとともに、災害時医療体制の重要性を再認識しました。本病院には、その経験を持った医療従事者が多数勤務しています。
今回は、「平日の日勤帯に大規模地震(震度5強)が発生する」という想定で、訓練を実施します。病棟の一部破損や負傷した患者の救出活動を行う「消防法に基づく自衛消防活動」を行った後、48人の摸擬患者も参加し「災害拠点病院としての患者受け入れ訓練」を行います。訓練終了後には、全体の反省会を行い、エリアごとの課題を発表します。緊急時に冷静な判断の下で適切に動くことができる、より強固な災害時医療体制づくりを行います。
記
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【日時】
11月12日(土)13:30~(災害発生想定時間) -
【会場】
福岡大学病院本館、新館、救命救急センター棟、西別館、福大メディカルホール -
【受付】
福岡大学病院新館 正面玄関(※12:15 ~12:45までにお越しください)
【お問い合わせ先】
福岡大学病院 庶務課
電話:092-801-1011(代)(内線:2812)