学生が中国映画の日本語字幕制作に挑戦
アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016協賛企画
福岡大学人文学部東アジア地域言語学科の学生グループ(間ふさ子教授・甲斐勝二教授が指導)による「第8回 福大生による東アジア映画 字幕制作・成果発表会」が、アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016(9月15日~25日開催)の協賛企画として9月24日(土)福岡天神エルガーラホールで行われます。2009年から行っている本発表会では、これまで中国映画10本、韓国映画4本に字幕を付けて上映してきました。字幕は一般的に「1秒4文字」と言われており、その中に納まるように作業することで中国語の語学力だけでなく、日本語能力も鍛えられます。
8回目を迎える今年は、1950年代後半から60年代初頭の劇映画2本に学生たち(卒業生を含む)17人が字幕を付けたものを上映します。どちらも当時の女性の社会進出が描かれたコメディです。当時の中国人がどのような日常を送っていたのか、何に悩み、何を喜びとしていたのかなどを生き生きと伝えています。
訪日観光客の増加などにより日本と中国の交流は市民レベルにまで広がっています。中国映画を通して見える当時の社会環境や考え方、文化や価値観の違いを知ることにより、一層中国への理解が深まると考えています。
記
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【日時】
9月24日(土)12:45開場、13:00~15:45上映 -
【会場】
福岡天神エルガーラホール7階 多目的ホール -
【入場料】
無料 -
【上映作品】
中国映画『奥様は理髪師(女理髪師)』『五輪の金花(五朶金花)』の2作品 -
【備考】
工学研究科の中国人留学生および非常勤講師・張璐氏の協力を得ました。
【お問い合わせ先】
福岡大学人文学部東アジア地域言語学科 間(あいだ)教授
電話:092-871-6631(代)(内線:4372)