〔学生取材コラム〕学生広報サポーターが卒業生にインタビュー(平成27年度卒業式)

平成27年度福岡大学卒業式が、3月19日(土)午前10時から第二記念会堂で行われました。学部卒業生ならびに大学院(修士課程・博士課程前期)修了者の門出を、ご父母、来賓、本学関係者などが見守り祝福しました。

卒業式当日、学生広報サポーター(グーミーズ)の3年次生二人が、卒業式を終えたばかりの卒業生に、在学時代の思い出、在学時代に得た宝物、将来の夢等について話を聞きました。その二人が、卒業式や卒業生の生の声に触れた感想を寄せてくれました。撮影した写真とともにご覧ください。

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卒業式の日、空は曇り空で、時折、雨が降っていたが、卒業生の皆さんの顔はとても晴れ晴れとしていた。私は大学の卒業式に参加するのは初めてだった。卒業式が始まる前、多くの卒業生に声を掛け、写真の撮影とホワイトボードに一言メッセージを書いてもらうよう依頼した。私は初めての経験に緊張していたが、声を掛けるうちに、卒業生の福岡大学に対しての感謝の気持ち、両親への感謝の気持ち、仲間への感謝の気持ちなど、抱く思いはそれぞれで、いつしか緊張していたことを忘れてしまい卒業生の生き生きとした表情に引き込まれていった。

式が始まってからは、卒業生から「いよいよ卒業だ」という気持ちが伝わってきた。卒業生の様子は、大学生活を締めくくる最後の卒業式を楽しみ、かつ厳粛にというような空気だった。

式の終盤に、卒業生総代が務める答辞があり、総代は学生広報サポーターをしていた先輩だった。印象的だったのは「知識を頭に叩き込むだけでなく、自分の言葉で理解し、論理的思考を養いながら学びの楽しさを共有できた」という言葉であった。「果たして今の私はそれができているのか」、と考え、卒業する頃には私も同じことを言える立派な人になっていたいと思った。卒業生の皆さんにはこれから大きく羽ばたいてほしいと心からそう思う卒業式であった。

【学生広報サポーター(グーミーズ)・田中泉希さん(経済学部経済学科3年次生)】

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卒業式の日に、卒業生に「福岡大学に通って良かったと思うこと」や「お世話になった人への感謝の気持ち」などのメッセージをホワイトボードに書いてもらい、写真を撮影した。当日の朝は雨が少し降っていたため、写真撮影に応じてもらえるか不安だったが、無事メッセージボードを持った写真の撮影を行うことができ、ホッとした。

「福岡大学学生広報サポーターです」と声を掛け企画の説明をすると、卒業生は快く撮影を受け入れてくれた。何を書こうか迷っている卒業生から、書く内容を上手く引き出すのが難しかった。同じ学部や部活動などで集まっている卒業生には、"4年間行ってきた共通の何かを考えてもらう"など、質問に工夫をした。その結果、4年間、共に歩み続けてきたからこそ得られたものが、カメラの向こうに映る笑顔から感じられた。

福岡大学の卒業式を見たのは初めてだった。卒業生約4,000人が集まり、2階席は保護者でいっぱいの第二記念会館の様子に圧倒された。答辞を行った下釜彩佳さんの「入学式の日、お祭りのような学内の雰囲気に驚きました」という言葉に、私も入学した時のことを思い出して共感した。

これから社会人の一員として活躍されていく先輩方の姿は凛々しく輝いて見えた。私も福岡大学にきて良かったと誇りを持って卒業できるよう、残りの2年間の学生生活を有意義に過ごそうと思った。

【学生広報サポーター(グーミーズ)・樫山木の実さん(法学部経営法学科3年次生)】

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卒業生総代の下釜彩佳さん(法学部経営法学科)

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