アジアからの留学生受入れ拡大・支援のための連携協定締結

3月8日(水)、福岡大学、福岡大学産学連携協議会、および公益財団法人福岡県国際交流センターの3者は、アジアからの留学生の受入れ拡大・支援を相互に連携して実施するための協定締結式を、アクロス福岡で執り行いました。

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協定締結にあたり、福岡県国際交流センターは、企業・県内の大学等と連携して優秀な留学生の受け入れを促進するため、新たに「福岡産学連携留学生奨学金制度」を設けました。これを受け、福岡大学と福岡大学産学連携協議会は、福岡県国際交流センターが設けたこの新たな奨学金制度を活用して「福岡大学産学連携協議会・企業奨学金」を創設し、留学生の受入れ拡大・支援を行うことに合意。現在、福岡大学では、福岡大学産学連携協議会会員企業の賛同を受け、本学の協定校等を通じて奨学生の募集、候補者の選考を進めているところです。

締結式で山口政俊福岡大学学長は、「この協定によりアジアからの留学生(奨学生)が、次代を担う日本とアジアの架け橋となるように、より一層グローバル人材の育成を図っていきたい」と挨拶し、アジアからの留学生受入れ拡大に向けて意気込みを語りました。

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〔福岡大学産学連携協議会・企業奨学金 賛同企業と奨学金対象大学(2017年3月現在)〕

  • 第一施設工業株式会社
    チュラロンコン大学(タイ)
  • 株式会社メモリード
    マラヤ大学(マレーシア)
  • 株式会社久原本家グループ本社
    ホーチミン工科大学(ベトナム)
  • 株式会社マツシマメジャテック
    パジャジャラン大学(インドネシア)
  • 株式会社西部技研
    チュラロンコン大学(タイ)
  • 株式会社正興電機製作所
    マラヤ大学(マレーシア)

福岡大学産学連携協議会とは、平成26年11月に設立した福岡大学と福岡大学出身の企業経営者のネットワーク組織。福岡大学と企業との連携により、研究連携、ビジネス振興、人材育成(学生との交流、育成)の促進を図っている。現在、79社の企業経営者が会員。