4月5日（金）、令和6年度自修寮寮生委員任命式および新入生入寮式を行いました。

自修寮は、「規律ある共同生活を通じて自治の精神を養い、教養を高め、人格の形成に努めること」を目的とした大学直営寮です。将来社会に出る際に必要な礼儀や社会性、コミュニケーション能力などを養う機会が多々あり、一人暮らしではできないさまざまな体験ができるのが魅力です。

昭和38年に竣工した自修寮（北寮）は、老朽化に伴いその役目を終え、それに代わる新たな男子棟が令和4年11月に竣工、令和6年2月には新たに女子棟が竣工しました。令和6年度は男女合わせて101人の寮生が自修寮の自治に努めます。

寮生委員任命式では、桐健人さん（経済学部産業経済学科4年次生）に寮生委員長の辞令が手渡されました。

入寮式では、寮生委員長の桐さんが「限られた学生生活の中で、さまざまな事に挑戦してもらい、いろいろな経験を積んで皆さんの糧にしてほしいです。また、インターネットやSNSでも簡単に情報を得ることができますが、物事の本質を捉える力を身に付けてください」と新入生を激励し、新入生代表の秋山綺音さん（人文学部文化学科 1年次生）は「福岡大学の学生として、自修寮の寮生としての自覚を持ち、自修寮の新たな歴史や伝統を築いていきます」と抱負を語りました。

寮生委員長桐さんの挨拶

入寮生代表秋山さんの挨拶

築山泰典学生部長は、「令和6年度より、自修寮に初めて女子学生が入寮します。男子棟、女子棟と分かれていますが、「自治」を行う上では、お互いの協力が不可欠となります。寮生委員長を中心に、寮生全員で自修寮の歴史を新たに築いてほしいと思います。皆さんの大学生活が実り多く、寮生活を通して大いに成長することを期待しています」とエールを送りました。

築山学生部長の挨拶

寮生全員で集合写真