FUKUDAism(フクダイズム)

  • facebook公式アカウント
  • twitter公式アカウント
  • Instagram公式アカウント
2024424
卒業生

陸上自衛隊 武田 拓巳さん

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

陸上自衛隊 武田 拓巳さん
法学部法律学科2023年卒業)

敵勢力の侵略から日本の陸上を防衛する組織として約14万人の隊員を擁する陸上自衛隊。国土を守る防衛活動のほか、災害発生時の救助・復旧活動、国際平和協力活動を主な役割としています。

また近年では、サイバーや電磁波などの新たな領域における防衛力の強化にも取り組んでいます。階級組織として統制を取り任務を遂行していく自衛隊には、さまざまな入隊の仕組みがあります。

今回は、将来、指揮官として能力を発揮するための養成機関である幹部候補生学校に在籍する武田拓巳さんにお話を伺いました。


  • プロフィール
    名前:武田 拓巳(たけだ たくみ)さん
    経歴:鹿児島県出身。2019年に福岡大学法学部法律学科入学。在学中は放送研究部に所属し制作部長を務める。
    2023年4月に陸上自衛隊幹部候補生学校に入り、将来の指揮官を目指し初任者研修を受ける。

―福岡大学に進学した理由
私が福岡大学に進学を決めた理由は3点あります。1点目は、福岡大学は九州において1番の学生数を誇っており、それだけ多種多様な人たちと接することができると考えたためです。2点目は、海外研修や公務員試験対策、資格習得プログラムなど、正課授業以外の自学研鑽をサポートする体制がしっかり用意されていたことです。最後は、大学が福岡市内にあり、博多や天神などの繁華街へアクセスがしやすい点です。これらが魅力で、福岡大学に進学しました。

―福岡大学での思い出
コロナ禍前に参加した短期のイギリス海外研修と4年間続けた部活動が思い出に残っています。海外研修では、大学の語学プログラムを利用してイギリスのニューカッスルへ行きました。海外に行ったことで英語の必要性は勿論、海外からの日本の見られ方や日本の魅力を学ぶことができ、この経験は大きな人生の糧になっています。
部活動においては、他の部活・サークルの方や民間の方と交流する機会が多くあり、辛いこともありましたが、それ以上にやりがいを持って楽しく活動できました。

―現在のお仕事をされるまでの経緯
福岡大学に在学中、就職活動で職業研究を行い、その中で国防に関わる仕事をしたいと思うようになりました。安全な生活を日々送ることができるのは、国民やその領土・資産をしっかり守ってくれる国家があってこそ成り立つことだと思います。そのような国家を守る仕事に携わりたいという思いが強くなり、それがより直接的にできるのが自衛隊だと考え入隊を決めました。

―どのような生活を送っていますか
入隊したばかりの頃は時間に追われるばかりで、正直、周りについて行くのがやっとでした。しかし、同期の仲間と励まし助け合っていく中でいつしか生活にも慣れ、今は自分のリズムで生活できています。
また、全体で動くことが多いので、自分のことだけでなく全体がどうかの視点を持って行動できるようになれたと実感しています。業務時は当然、生活面でも全体で動いていくので、全体を見る視点は厳しめに磨かれていると思います。
もちろん休日もあるので、その時は学校(福岡県久留米市)周辺の温泉に行ったり、ショッピングをしたりして気分転換もしています。
最近は、韓国三士官学校の方と交流する機会があり、韓国の文化や考え方、防衛に関する事項などについて学ぶことができました。外国の方と交流する機会は刺激になり、モチベーションが湧いてきますね。

―福岡大学で学ぶ学生へメッセージ
大学生だからできることを思いっきり取り組んでほしいです。大きなキャンパスで多種多様な人と交流できる機会はそうありません。学生という立場だからこそできることが多くあります。自分の興味や探求心を大切にして、臆さずいろいろなことにチャレンジしてみてください。
福岡大学は、そういった人を支える支援体制が用意されているので、積極的に活用して楽しいキャンパスライフを!心から応援しています。

【関連リンク】
法学部ウェブサイト