福岡大学 大学案内2018
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Webページhttp://www.adm.fukuoka-u.ac.jp/fu844/home2/ライフ・イノベーション医学研究所 2011年度に設立された本研究所は、ライフサイエンス領域における大学および企業から発信された最先端の研究成果を、医薬品・医療機器・健康関連商品などとして社会へ還元することをミッションとしています。その研究開発の過程の中で最も重要なプロセスである非臨床(試験管や動物などを用いた研究)から臨床(ヒトにおける研究)への橋渡し研究を中核に、新規なシーズの発掘から承認申請業務までを一貫して実施するプラットフォームの構築を目指しています。併せて臨床研究人材育成や国際共同臨床試験の推進などを実践して、本学における企業発ライフサイエンス関連商品のアジアなどの国際市場における競争力の向上に寄与することを目指しています。水循環・生態系再生研究所 これまでの都市開発に伴って、正常な水循環は失われ、生態系にも非常に大きなダメージが加えられてきました。この影響は、さまざまな事象として顕在化しており、私たちの生活に直接影響を及ぼし始めています。本研究所では、健全な水循環を回復させ、失われた生態系を再生していく技術を確立することを目的として、2012年4月に開設されました。主な研究目標としては、①都市域において急速に失われてきた水循環を再生させる技術開発および仕組みづくり、②失われた生態系を再生する技術を確立するためにさまざまな水域における現象観測および研究開発の実施を掲げ、行政機関や民間企業と共同での研究開発を推進しています。福岡から診る大気環境研究所 アジア地域の経済発展は、人為的な大気環境変動を引き起こしています。本研究所は、アジア大陸からの越境物質と日本における人為的な排出物質の混合が始まる福岡において、大気組成変動の観測、医学的調査、観測手段の開発を組織的に行い、大気組成変動とその健康影響の実態とプロセスを解明することを目的として設置されました。福岡大学は、最先端の研究を進めている他の研究機関等と協力して、総合的な大気環境観測を継続的に行ってきました。その観測を発展させるとともに、医学的な研究と融合させることで、福岡とそこに流入する大気の源流であるアジア地域の大気を「診」断し、健全なる地球環境の保全と社会の健康の増進に寄与することを目指しています。 福岡大学は、教育研究活動の成果として創出された知的財産を産業界や公的機関との連携により活用し、地域および社会の発展に貢献することを目指しています。2008年4月には知的財産センターを設置して、特許、実用新案、意匠、著作、ノウハウなど、本学の知的財産を発掘、権利化し、一元的に管理するとともに、それらの活用促進を支援しています。http://www.adm.fukuoka-u.ac.jp/fu858/home1/ 2006年4月に、地域に密着した企業ニーズ対応の産学官連携を目指して設置されました。大学シーズの提供と企業ニーズの発掘を行うためのさまざまな取り組みを行っています。また、総合大学のメリットを生かし、環境、半導体、自動車、ナノ、健康、予防医学、バイオ、経営、ベンチャー起業、安全安心な社会整備等、広範囲な分野での産学官連携を通じて、地域の活性化と社会貢献を推進しています。http://www.adm.fukuoka-u.ac.jp/fu853/home1/複合材料研究所 現代社会において、多くの分野で、高度な機能を有する複合素材が望まれています。そこで、次世代の技術として期待されている複合素材技術の実用化の実績・経験を生かし、社会ニーズにあった複合素材の総合的開発を推進するために、2012年4月本研究所は開設されました。本研究所では、この世界的に注目されている機能性素材を、環境への負荷を減らした技術で開発しています。この研究は、汎用性が高く、利用範囲が広いことから、産業界との研究連携のテーマとして優れており、社会ニーズに対応した「環境低負荷製造技術」をいち早く標準化技術として開発、応用し、共通の産業技術を創出することでの社会貢献を目指しています。はんよう産学官連携センター知的財産センター機能・構造マテリアル研究所 自然界では、例えばなぜヤモリが吸盤もなく垂直の壁を登れるのかなど、人知が及ばない機能が実現されています。またその機能は人工的には実現が困難なナノ・マイクロレベルでの構造から出現しています。機能・構造マテリアル研究所ではこのような機能発現メカニズムを基礎的に解明するとともに、最新の高分子重合技術を応用することでナノ・マイクロレベルの構造化が可能な自己組織化能力を持つ新たな機能・構造材料を創製することを目的としています。また本研究所では大学の教員だけでなく、企業研究者が構成員として加わっており、工業的に実現可能な製造プロセスに関するアイデアも豊富に保有している特徴を持っています。Fukuoka University Guide 2018167

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