福岡大学 大学案内2018
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教育研究施設等 研究推進部研究推進部は1956年に設置された研究所を前身としています。 これまで諸分野にわたる研究調査を行い、学術の進歩に寄与することを目的として研究活動を続けてきましたが、 2011年4月に「研究部門」と「産学知財部門」の2部門からなる組織に再編し、研究推進、産学官連携および知的財産の分野を一体化させました。総合的な研究活動および産学官連携事業を推進し、本学が持つ知的資源による社会貢献がより期待できる体制になって活発な活動を行っています。研究推進課(研究部門を所管)産学知財課(産学知財部門を所管)基盤研究機関推奨研究プロジェクト総合科学・領域別研究部産学官連携研究機関産学官連携センター知的財産センター研究所研究チーム研究チーム研究所研究推進部研究部門産学知財部門〈福岡大学基盤研究機関研究所〉福岡・東アジア・地域共生研究所 2011年度に設立された本研究所は福岡都市圏を中心に、地域活性化・男女共同参画社会の実現・地域防災力の向上・地域医療連携の構築等に寄与する基礎研究および地域実践活動を以下の4つの観点から行います。①福岡都市圏の各自治体との地域連携協定を活用し、地域住民のニーズに応え得るさまざまな事業を企画・運用します。②城南区の各公民館や市民センター等を活用しながら、講演活動やワークショップ等を実践します。③シンポジウムやニューズレターの発行等を通じて研究成果を広く市民に公開します。④定期的に機関誌を発行することで、理論的水準を高めつつ、東アジアを見据えた地域共生(Sustainable Communities)学の  構築を目指します。先端分子医学研究所Central Research Institute for Advanced Molecular Medicine, Fukuoka University(FCAM) 2008年度文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」として設置選定を受け設置された先端分子医学研究センターを発展させた研究所が本基盤研究機関です。先端分子医学研究所(FCAM)は「革新的細胞・生命プログラムの解明と疾患制御法開発の基盤構築」の研究課題の基に、多数の中堅・女性・若手研究者を含めた研究体制で分子・細胞レベルでの基礎的研究と癌の診断・治療法開発を中心とした臨床応用開発研究を推進しています。また、福岡大学における女性研究者支援体制の充実に積極的に参加しています。FCAMは、これらの研究活動を通じて、福岡大学における生命科学研究の研究拠点としての活動と若手・女性研究者の育成・ステップアップに資することを目指しています。てんかん分子病態研究所 てんかんは頭痛に次いで多い神経疾患ですが、その遺伝子レベルでの分子病態は不明です。本研究所は、斬新な取り組みでこの分子病態に挑んでいる世界的に見ても数少ない、てんかんの分子病態を専門に研究する機関です。 てんかんは突然意識が薄れたり、ひきつけを起こしたりする疾患の総称です。日本では100人に1人程度の患者さんがいるほど多い病気です。ところが、てんかんは単一の病気でないため、遺伝子レベルの病態解明、すなわち分子病態の解明が遅れています。国内外から研究者が集まり、最新の遺伝子解析装置や手法を駆使して、人間と同じ遺伝子異常を有する動物を作り出したり、患者さんの皮膚細胞から神経細胞を作り出したりして、てんかんの分子病態を明らかにしています。さらにその結果から副作用の少ない革新的な治療薬の開発を目指しています。 2013年には、本研究所の研究グループが、他大学の研究グループと共同で、てんかんのiPS細胞の作成を世界に先駆けて成功させました。身体活動研究所 2008年度、文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業として設置選定を受けて設立されました。本研究所の設置趣旨は、身体活動の健康科学に関する研究を遂行し、科学的根拠に基づく予防から治療までの処方を構築することおよび健康科学の研究を推進するための中核として、内外の研究者の共同利用に供することです。本学スポーツ科学部、薬学部、医学部ならびに大学病院の研究者が中心となり、国内外の研究機関と連携し、「身体活動の健康科学」に関する総合的研究を推進する研究拠点を形成し、特に、生活習慣病の予防・治療、介護予防、抗加齢に効果的な運動プログラムの開発と運動習慣形成を支援するシステムの構築を目指しています。研究部門研究活動の活性化と研究水準の向上を図り、本学における研究基盤の将来的構築に寄与することを目的に研究所を設置しています。基盤研究機関BEST CHOICE 2018164

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