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「社会」へのステップ 先輩と語る-大学と社会-
理学部物理科学科「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました。

2015.12.16

 平成27年11月20日(金)18号館において、理学部物理科学科主催の福大生ステップアッププログラム「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました。今年度も3人の講師(卒業生)の方々に、在学中にどのようなことを学ぶべきか、就職活動の進め方・体験談、それぞれの職場での仕事内容や大学院での研究内容などについてご講演頂き、在学生に向けたメッセージ・エールが送られました。

 2014年に学部卒業後、現在、太平電業株式会社に勤務されている浦丸氏からは、就職活動の流れをご自身の体験をもとにご紹介いただき、入社後の仕事と社会人の心構えについて熱く語っていただきました。特に、働くときの基礎体力となる学部の勉強の大切さ、どのような職種であっても英語は必要であること、コミュニケーション能力の重要性、自分が社長になったとして今の自分を雇いたいと思える人物になれているか自問自答してみること、など今後の学生生活・就職活動に大変参考となるメッセージをいただきました。

 2014年に大学院前期博士課程修了後、九州大学大学院後期博士課程で研究に従事されている山野井氏からは、大学院進学のすすめ、大学院生としての生活、現在の研究内容などをお話しいただきました。やりたいこと、やるべきことを考えながら毎日実験に取り組み、得られた成果を国内外の多くの学会で発表していることなど、常に自分を高める努力の大切さを教えていただきました。在学生の皆さんは大学院での学びや研究について理解が深まるとともに、身近な先輩の活躍に大いに刺激を受けたものと思います。

 2010年に学部卒業後、筑紫高等学校の教諭をされている佐木氏からは、先生になるための過程や、先生としての心構えを教えていただき、採用試験や面接の準備について、どのように進めていけばよいか具体的にアドバイスいただきました。学校現場における教員生活の紹介は、知る機会が少ないだけに貴重なお話でした。また、コミュニケーション能力の向上や積極的に参加することの重要性についても改めて強調されました。教員を目指す在学生はもちろん、就職希望の在学生にも大変有意義であったと思います。

 講演会後は、講師の方々を囲んだ懇談会も開かれ、和やかな雰囲気の中、就職活動や大学院進学に関する様々な話題、疑問点について、熱心に講師の方々に質問をぶつけていました。先輩方からたくさんの貴重なアドバイスをいただき、自分の将来について考える良い時間になったと思います。

参加学生の声:
○3人とも将来何をすることになっても今やれることを全力でやるということを言っていました。今回の講演はとても有意義でした。
○インターンシップや業界研究に対する意識の持ち方や、面接のときの注意すべき点など参考になることたくさん知ることができてよかった。
○教員志望なので、試験の仕組みなど初めて聞けたので良かったです。
○教職、大学院の両方を考えているため、とても役に立つ内容だった。これからの学習についてビジョンが持ててよかった。
○参考になる話が多く聞けたと思います。英語、専門科目に対する知識を多く持つことに意識を向けていきたいと思いました。
○大学院に進学した場合の大学院の生活について、経済支援があることや国内や海外の学会に参加することなど、詳しいことを知ることが出来て良かったです。

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