医学科生3人が「医学生シムリンピック2015」で銅メダルの快挙

7月26日(日)に新潟市で開催された「医学生シムリンピック2015(Medical Simulation Olympic 2015)」に、本学医学部医学科の6学年生チーム(後藤和貴さん、高橋信敬さん、藤野貴久さん)が参加し、総合第3位となり、銅メダルを獲得しました。

Medical Simulation Olympic(シムリンピック)とは、3人1チームとなって臨床実習の学修の成果を力試しする全国医学生イベントで、今年も第47回日本医学教育学会のポストコングレスとして開催され、全国から12チームが参加しました。

各チームはシミュレータや模擬患者を使って6つのステーション課題に挑戦し、身体診察と基本手技、医療面接と縫合手技、急変対応などの医学生の総合臨床能力を競いました。

身体診察と基本手技のステーションでは、「腹部の触診を完璧に行えたのは福岡大学だけでした」との講評をいただき、本学の医学教育によって、臨床総合能力の高い医学生が育っていることの証明になりました。

5年後には、医学部医学科6学年生を対象とした、シムリンピックと同じような「臨床実習後OSCE」(全国共用試験)が開始される予定です。

本学医学部医学科では、医学教育におけるシミュレーション教育のさらなる充実を目指していきます。

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