〔学生取材コラム〕全日本インカレ準優勝のバレーボール部女子主将を取材-夢を追い続けて-

平成26年12月1日(月)から7日(日)、大田区総合体育館(東京都大田区)他で開催された「第61回秩父宮妃賜杯全日本バレーボール大学女子選手権大会(全日本インカレ)」で、本学バレーボール部女子が10年ぶり準優勝の快挙を成し遂げました。主将の佐々原和さん(スポーツ科学部4年次生)を、学生広報サポーターの材木舞さん(商学部経営学科3年次生)が取材しました。

00_line-top.gif

「夢を追い続けて」

平成26年12月、大田区総合体育館(東京都大田区)等にて「第61回秩父宮妃賜杯全日本バレーボール大学女子選手権大会(全日本インカレ)」が開催され、本学バレーボール部女子が見事準優勝という功績を収めた。しかしその陰には、部を率いた主将・佐々原和さん(スポーツ科学部4年次生)の幾多の困難や苦悩があった。

「バレーボールで日本一になる」。その夢を叶えるべく1年次からレギュラーとしてコートに立ち、チームに貢献してきた佐々原さん。周りの期待も大きく日本一への道を着実に歩んでいる最中、2年次の2月に右肩を負傷し約1年間ボールに触ることすらできなくなってしまう。「大好きなバレーをやりたくてもできない悔しさ」を噛みしめていた佐々原さんを支えていたのは"仲間の存在"であった。「自分を待ってくれている仲間のためにも絶対コートに戻る」。その思いを胸にリハビリに励んだ末、佐々原さんは見事完全復活を遂げた。

そんな佐々原さんの大学生活の集大成となる全日本インカレが昨年末に行われた。結果は準優勝と惜しくも「日本一になる」という夢は叶わなかったものの、数十校の中から選ばれし2校しか立つことのできない決勝戦という最高の舞台で、彼女たちは自分たちのプレーをやり遂げた。会場では本学の応援隊にも力が入り、季節外れの熱気と感動で溢れていた。

「今回の結果は決して自分たちだけの力ではなく周囲の支えや協力、励ましがあったからこそ。ありがとうという言葉では足りないくらい感謝している」とうっすら涙を見せた佐々原さん。「日本一になる」という夢を託された本学バレーボール部女子と、次は社会人選手としてその夢を現実のものにするであろう佐々原さんの姿は見逃せない。

20150106-3.jpg
20150106-2.jpg

【学生広報サポーター 材木 舞(商学部経営学科3年次生)取材】

01_line-under.gif