福岡大学学園通信 No58
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電子黒板やタブレット端末などを用いながら活発な議論が行われていた 10台の電子黒板を備えたA棟810教室(協働学修教室)で6つのグループに分かれた学生たちが、それぞれ電子黒板に資料を投影しながらディスカッションをしています。テーマは「福岡大学人文学部英語学科の広告戦略について」。各グループはコンサルタント会社の立場で戦略を考え、お客さまに見立てた他のグループの学生たちに日本語でプレゼンを行います。 「英語プレゼンテーション」という、この科目。授業を担当する長加奈子先生は社会人としての基礎力を付けるため、まずは周囲の意見に耳を傾けてよく考え、日本語で人に伝える力を鍛える授業を行います。その後に英語でプレゼンできる英語力を磨き、段階的に力を身に付けていきます。 この日は「一次プレゼン」。話し合った内容の中間発表と質疑応答が行われる日です。各グループは、アンケートを取ったり、他大学と比較したりするなど、事前に調査や情報収集を行い資料を作成しています。授業はいわば発表内容を仕上げる場で、それぞれが活発に意見を交換し、資料の修正を行います。発表する順番は自ら手を挙げて希望を出してもらうなど、学生の主体性に満ちた授業が行われていました。グループディスカッションやプレゼンテーションで社会人に必要な力を身に付ける就職・進路電子黒板を活用した活気あふれるディスカッション今回紹介する取り組みは・・・人文学部英語学科 専門教育科目英語プレゼンテーションA学びの現場から・ ・

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