福岡大学学園通信 No58
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口角を上げることを意識して鏡の前で練習してみよう21FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE June 2017AOI TABATA田畑 あおいさん筑紫少女苑法務教官自分をオープンにして進路決定へのアドバイスが得られた就職までの道のりを紹介!STORY of JOB HUNTING就職・進路九州にある女子少年院・筑紫少女苑で、田畑さんは法務教官として入院した少女たちの生活・教科指導を担っています。「大人と向き合うことが苦手な子が多いので、根気強く接すること」を心掛けていると言います。「少しずつ心を開いてくれるようになり、将来の目標や夢を話してくれた時は、本当にうれしいものです」。大学時代は特に教育関連の授業を面白いと感じ、植上ゼミでは活発な議論に刺激を受けました。2年次の終わりから公務員への道を意識するようになり、3年次ではエクステンションセンターの「公務員採用試験対策講座」を受講、試験勉強に励みました。合同企業説明会にも参加しましたが、自らの適性を考え、最終的には公務員一本に絞りました。二度目の挑戦で法務省専門職員試験(法務教官区分)に臨み、「唯一合格できたのが法務教官でした。縁があったのですね」。友人たちが就職していく中、進路が決まらず不安な思いに駆られていたという田畑さん。それでも多くの情報を得ようと、就職が決まっていないことも包み隠さず話し、周りの人たちに積極的に相談しました。法務教官の仕事を知ったのも、何げない会話がきっかけでした。「不安はありましたが、あまり思い詰めず、開き直って自分をオープンにしたことで多くのアドバイスをいただけました。素直になることの大切さを実感しました」。リアル就活ストーリー入学2年次卒業後の進路として公務員を意識するようになる1年次3年次・エクステンションセンターの「公務員採用試験対策講座」を受講し、本格的に試験勉強を開始・合同企業説明会にも参加するが、最終的に進路を公務員に絞る4年次公務員採用試験を受けるが不合格卒業「対策講座」のテキストなどを活用して試験勉強 法務省専門職員試験に合格大学時代、刺激を受けたという植上ゼミの仲間たちと(後列右端が田畑さん)教育・支援部門で教務を担当する熊本翔子さん(右)は福岡大学法学部、同大学院法学研究科を経て、2010年から法務教官を務める大学の先輩です。「大学時代に受けた少年法の授業は、今でも強く印象に残っています」と語る熊本さん。職場には熊本さんの他にも複数の福大出身者が在籍し、「福大の絆を感じています」上記ウェブサイトからリンクしています。【就職・進路支援センター公式ウェブサイト】http://www.career.fukuoka-u.ac.jp■「ウイスキー」で作る素敵な笑顔■挨拶は意識さえあれば 誰にでもできるあ かるくい つもさ きにつ づけて[人文学部教育・臨床心理学科 2013年卒業]FUポータルやFacebook、 Twitterでも就職や進路に役立つ情報を随時発信中です。ぜひチェックしてみてください。挨拶は“自分から”の心掛けで「ウイスキー」とゆっくり発音すると口角が上がります。口角が上がることで自然でさわやかな笑顔に。コミュニケーションの基本笑顔と挨拶を身に付けようこれだけでも内定率がアップ!!い つもあ かるくい つもい つもさ きにつ づけてつ づけて

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