福岡大学学園通信 No58
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当時は少なかった女子学生も随分と増え、活気あふれるキャンパスになりました。地下鉄七隈線の開通などで大学の周辺環境がずいぶんと便利になりましたね。和太鼓同好会「鼓舞猿」の演舞が素晴らしい。学生の真剣な姿が印象に残りました。友達に誘われ参加しました。演奏やコーラスなどで後輩の頑張っている姿が印象的でした。よく利用していた8号館は在学当時のままで、とても懐かしかったです。10年ぶりのキャンパス。新しく立派な校舎が建ち、華やかな雰囲気になりました。初めての参加でしたが、大学の現状を聞くこともでき、充実した時間を過ごせました。1年ぶりに来ました。多彩なイベントに参加でき、とてもテンションが上がりました。在学中によく通っていた近くの喫茶店がまだ続いていて、とても懐かしく感じました。宮永 英治さん内奥 弘輝さん経済学部経済学科1980年卒業宮川 真理子さん人文学部文化学科2014年卒業丸林 裕美さん法学部法律学科1996年卒業丸林 憲二さん法学部法律学科1996年卒業楠田 澄人さん経済学部経済学科1991年卒業山根 芳子さん工学部電子工学科2000年卒業山下 仁子さん法学部経営法学科1983年卒業参加者の声山口 政俊福岡大学長商学部商学科1971年卒業商学部商学科1959年卒業学長挨拶(一部抜粋)昭和9年、福岡高等商業学校の第一回入学式が5月21日に挙行されました。これが、本学の創立記念日の由来です。歴史を振り返ると、大きな転機の一つに「戦災図書復旧充実運動」があります。戦後の学制改革で、学校廃止か、高校移行か、大学昇格かの選択が迫られました。大学昇格には「図書館の蔵書数1万冊」が必要でしたが、福岡大空襲で約8,000冊が焼失。そこで、ほぼ全学生(約600人)が肉体労働や家庭教師、寄付の呼び掛け等で資金を集め、図書を購入。昭和24年に福岡商科大学として大学昇格を果たします。自分の学校のため、後輩のため、他者のため。この精神は、本学の学風として脈々と継承されています。昨年4月の熊本地震では、義援金等を集めるため学生たちが直ちに行動し、支援の輪が広がりました。それはまさしく建学の精神にある「積極進取」であり、活気に満ち溢れた「アクティブ福岡大学」に他なりません。25万7千人を超える卒業生のご活躍は学生たちの誇りであり、頼れる存在です。皆さまの母校として、教育・研究・医療ならびに社会貢献に一層力を注ぎ、さらに躍進を遂げていく所存です。森 俊久さん

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