福岡大学学園通信 No58

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10FUKUOKA UNIVERSITY MAGAZINE June 2017髙山 峯夫教授入学センター長（工学部）平成30年度 入学試験要項決定平成29年度入試の結果や特徴、給付奨学金制度の利用状況などについて、入学センター長の髙山峯夫教授に聞きました。平成29年度都道府県別志願者・合格者状況前年度入試の総志願者は、２・８％増の５２，１０５人佐賀982ー3,259山口584ー2,221島根34ー113広島259ー1,005鳥取11ー46兵庫24ー293京都12ー102滋賀1ー29福井2ー28岐阜6ー38長野2ー36山梨6ー48愛知21ー242三重0ー44和歌山3ー39大阪23ー369奈良5ー99静岡7ー66石川4ー36富山1ー16新潟0ー34群馬3ー17栃木2ー36茨城9ー62福島1ー9山形0ー6宮城2ー28岩手0ー9青森1ー11北海道32ー175検定等44ー271秋田0ー5千葉3ー64埼玉3ー68東京26ー250神奈川10ー93岡山40ー208香川10ー84愛媛63ー268徳島5ー60高知13ー62長崎535ー1,871福岡9,645ー31,985大分560ー1,621沖縄91ー432熊本648ー2,589宮崎354ー1,387鹿児島511ー2,205合格者ー志願者（注）志願者および合格者には、学部留学生を含まない。　　合格者には追加合格者を含まない。　平成29年度入試における本学の総志願者は５２，１０５人で、昨年度に比べ２・８％（１，４１３人）増であり、一般入試の系統別日程とセンター試験利用入試（Ⅱ期）の志願者数が特に増加しました。系統別日程では、特定科目の配点が高い傾斜配点方式を採用するなど、受験生が得意教科を生かしやすい入試制度を採用しています。また、大学入試センター試験の得点を利用する入試制度では、英語の資格・検定試験活用制度を導入しており、英検やＴＯＥＩＣⓇなど、検定試験の得点や資格を換算し、合否判定に活用することができます。　平成28年度に導入した給付奨学金制度「七隈の杜」も、引き続き実施します。文系学部生は30万円、理系学部生は50万円の給付奨学金を受給でき、返済は不要で、出願前にそれを確約されることが特徴となっています（詳細は11ページ）。平成29年度の採用決定者は２４３人、「第３子以降特別給付奨学金」の決定者は34人で、ほぼ前年並みとなっています。導入３年目となる今年度の状況を見ながら、今後の制度の改善や採用候補者の拡大も視野に入れ、より効果的な運用を目指していきたいと考えています。ななくまななくまもり